お疲れ様です。MR.HIROスタッフの丸本です。色々ありまして今回お店のシビック(FD2)をうちのカメラの師匠、ペリーさんと運転・横乗りする事になりましたのでその様子を綴っていきたいと思います。詳しい感想とシビックという車に関するマニアックな話は後半にしますので、気になった方はぜひ最後までご覧ください。
さぁ出発!!
師匠:怖ぇぇ〜〜〜笑
丸本:何も見えねぇ(戦慄)
言い忘れておりましたがうちのシビックは運転席・助手席がフルバケットシートでロールバー入り、後部座席が取り外されたドンガラです。分かりやすく言うと、
人を乗せることは想定しておりません。ご覧ください。
座席を倒すことも起こす事も叶いません。見た目はデートカーですがこれでデートなんかに行ったその日には呆れられるだけでは済まなさそう
さて私丸本もペリー師匠もFD2は初運転。と言うわけではなくばっちり経験者ですが感覚を忘れてしまっております。
初心に帰ってFD2(魔改造)をレビューしていきます。
走り出した感想を師匠にお伺いすると、
「まず乗り降りから苦行です」「エンジンをしっかり吹かさないとすぐエンストします」「間違いなく上級者向け」とやや厳しめの指摘。実際この後僕も運転するのですが、発進させるのには苦労しました…トホホ
丸本:これでデート行けますかね?
師匠:行ってもいいけど知らんよ?
折角なので近くのトンネルへ向かいたいと思います。ここまで散々な思いをして来たのだから(特に赤信号)、トンネルでVTECサウンドを傾聴する事くらいは許されるでしょう。
ブゥンブゥンンンンン…
ンバァァァアアアアアアア!!!!!!※1速法定速度です※
師匠:!!
丸本:!!
バァァァン!!!バァァァン!!!!(空ぶかし)
師匠:うおおおおおおおおお!!!!!
丸本:うひょおおおおおおお!!!!!
バァァァン…
師匠:人間が退化してしまう瞬間を見た。
丸本:これ聴きながらご飯いけますね。
※VTECサウンドの動画はTIKTOKをチェックだッ!!
https://www.tiktok.com/@mrhirocarrental86
さてトンネルを抜けた先で運転を交代させていただきましたがやる事は先ほどと変わらないので割愛…
実際にハンドルを握って運転すると乗り心地は良いとは言えないですが、曲がりやすくて何より軽い!そして軽くアクセルを踏むだけでストレスなく回るエンジン!響き渡るサウンドと合わせて最高です!!日頃から乗る事ができれば、疲労回復・肩こり・冷え性は改善されるでしょう。
やる気にさせる追加メーター達。ステアリングが出っ張りすぎててウィンカーに手が届きません。
お店に戻って来まして終了。男心くすぐる素晴らしい乗り物でした…
さて、ここで今回乗車したシビックについてちょっと語りたいと思います。
シビックといえば、自然吸気高回転エンジンを積んだ1000kg前後の軽量コンパクト3ドアスポーツというイケイケスタイルから一転して、重量ボディをターボで動かすファミリーウケのスタイルになった車ですね。
もし「ファミリーカーを買いたいけど何がいいのか分からない」と悩んでいる人にシビックを出してもギリギリ許されるレベルだと思います。
それだけ方向性が変わってしまう程シビックには長い歴史があるんです。
というか私丸本が生まれる前からある車が形を変えて今現在も販売されているだけでもシビックの人気ぶりがわかります。
今回試乗したFD2型はシビックの歴史でいえば8代目、スポーツモデルタイプRの歴史では3代目のモデル。
4ドアになったもののエンジンはターボではなく自然吸気の高回転を受け継いだ最後のモデルです。
厳密にはユーロRが最後ですけどね
エンジンは2000ccのK20Aというエンジンが積まれています。うちの車はそれをカスタムしているので、エンジンルームが訳の分からないことになっておりますが…。
この車はお客様にお貸しすることはできませんが、我々MR.HIRO主催のサーキット走行会時に乗っていただくことは可能です!ぜひVTECを全開して幸せになりましょう。