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【シミュレーターレッスン記録】タイヤの気持ちになって考える。

去年に開校したMR.HIRO SIM Lessonは、MR.HIROが保有する7,8軸の本格シミュレーターとAssettocorsaというゲームを使った、プロからアマチュアまで幅広く受講できるシミュレーターレッスンサービスだ。
先日、このレッスンの門を叩いたのは中学校を卒業したばかりの期待のルーキー。
関東を拠点にレーサーデビューを考えて練習中とのことで、経験者からのアドバイスを貰うべく大阪への家族旅行も兼ねて今回受講に至ったそうだ。

この記事を書いた人
MR.HIRO 広報部 丸本 和

MR.HIROのSNSとYoutubeを担当している自称MR.HIROの案内人。
自身もJZZ30ソアラに乗っている生粋の車好き。
足車のプロボックスの方が視聴者人気が高いのが最近の悩み。


目標:筑波サーキットのタイムアップ
使用車種:86(ZN6)
サーキット:筑波サーキット

 

今回の講師:石沢優太

主な経歴:GRガレージASAHI CUP 2023 シミュレーターシリーズチャンピオン

GRガレージの店舗が主催するシミュレーターシリーズにて、多数のプロゲーマー達を抑えチャンピオンに輝いたシミュレーターレースのスペシャリスト。
シミュレーター特有の挙動を把握した上で練られる戦術の数々は実践・シミュレーター問わず、幅広く活用できる。


石沢講師が語る、タイヤの気持ちになって考えるという事。

今回受講して頂いたお客様は、家でグランツーリスモをプレイされていて既に基礎知識が入っている。
となれば早速実践形式で走ってもらい、お客様が持っている走り方にプラスワンの意識・技術を教えてタイム改善を狙っていく。
その上で石沢講師がデモ走行を行い、自分の走行と何が違うのかをレクチャーしていく。
お客様は日頃の練習もあってか、既に筑波の走行は平均以上の仕上がりが垣間見え、石沢講師もレッスンに熱が入って行くのを感じた。

 

今回の練習で大事にしたいのは、目線とタイヤへの意識だという。
筑波サーキットは直線より細かなコーナーが多く、コーナーを攻めている最中は目まぐるしい視点移動とタイヤに無理を強いるシーンが起こりやすい。
それらを踏まえた上で、カーブの先をしっかり見れているか?今タイヤのどこに荷重がかかっているのか?タイヤの許容量を超えた速度で曲がろうとしていないか?を考える。
視覚・感覚のフィードバックが実車に比べて限定的なシミュレーターでも、上記の意識が何より大事だという。

筑波の攻略の鍵。生徒との意見交換も大切。

ではタイヤに意識を置いたところで、座学のお時間。改めて筑波の走り方を主軸に置きつつ、走行時に感じたことを言語化していく。
勿論サーキット走行は主に感覚で捉える事が多く全てを言語化することはできない。要点をピンポイントに理論として抽出し、知識として加えていく。
その中で経験者のお客様の場合、意見交換をして行くのも一つのポイントだろう。講師が知識を教えるだけではなく
君ならどう走るか? という問いで走り方を一緒に考えていき、攻略法を理解していく。

今回の講習で、お客様の筑波ベストラップ 1分12秒が、1分10秒に短縮することに成功した。
1時間という短い講習だったが、目線と走行ライン・意識を調整するだけでタイムを縮めるのは勿論
講師の走行を目で盗み短時間で我が物にする生徒の能力も素晴らしいものだった。
MR.HIROのシミュレータースクールで若きスターが誕生するのもそう遠くない未来だろう。

 


SIM講習

今より速くなりたい 走りのコツを知りたい

そんな方に プロレーサー監修 【MR.HIRO シミュレーター講習】が登場!

 

レースでの勝率をUPさせるのは勿論ですが、当店が何より大事にしているのは走りを楽しむこと。

当店では講師・スタッフ共にお客様とのコミュニケーションを第一に考え、お客様一人一人に合わせた練習法・意識・技術を提案いたします。

まだまだ走行会・レースに対するハードルが高い今だからこそ、MR.HIROでは〝楽しむために速くなる〟を主軸にし皆様が安全に楽しみながらレース体験ができる未来を目指しています。

※当レッスンはグリップ走行・サーキットでの走行を前提にしています。ドリフトのレッスンは実施しておりませんので、ご了承ください。

※講習は全て日本語で実施いたします。

【予約/問い合わせ】

利用には事前予約が必須になります。

下記のリンクから予約フォームからアクセス頂き、希望日を入力後当社からの返信をお待ちくださいませ。

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