お久しぶりです、某車映画の最新作を観た影響で最近アメ車がトレンドの丸本です。
アメ車ってかっこいいですよね。日本車ではあり得ない大排気量エンジン、それを改造して生み出す掟破りのビッグパワー。
映画ではあまりのパワーに前輪が持ち上がり、半ばウィリー状態で敵に突進したりストリートレースをします。
車系の作品を見ていると、「この車は○○馬力あるから速いぜ!」とライバルが主人公に啖呵を切るシーンがありますが、実際何馬力あれば速い車なのかが気になります。
と言う事で今回は「速い車とは」について触れていこうかなと思います。
さて、速い車は何馬力なのかと言う話の前に
そもそも馬力とは何か?
馬力の定義は「1馬力=1秒間につき75キログラムの物を1メートル動かす継続的な仕事量」の事だそうです。なるほどな!!
いやわからんわからん!75キロの物体を継続的に1メートル動かしたい?それってあなたの感想ですよね。
頭がアイドリング不調を起こしそうなので、もう少しわかりやすい例を探します。
色々調べた結果、自転車に例えるとこうなるそうです。
自転車を漕ぐ足の力×ペダルが回った回数=馬力
となるそうです。
↓公式↓
エンジンを回す力(トルク)×エンジン回転数×1.39÷1000=馬力
なるほど、つまり馬力とは単純なエンジンパワー(トルク)だけではなくエンジンがどれくらい回るのかも重要で、両方揃った車が「速い車」って事ですね!
解決!!
それでは皆さん今回はこの辺りで、次回のブログも見てね!!
と言う簡単な話で終われば良いのに、世の中には奇妙なデータが存在します。
下記の表は車の400m走…通称ゼロヨンと呼ばれる競技の結果です。ご覧ください。
・SW20型MR2……ゼロヨンタイム:12秒80/最高速:─
・GTOツインターボ……ゼロヨンタイム:12秒95/最高速:253.2km/h
・FD3S型RX-7……ゼロヨンタイム:12秒98/最高速:256.2km/h
・A80型スープラRZ……ゼロヨンタイム:13秒51/最高速:270.0km/h
・Z32型フェアレディZ……ゼロヨンタイム:13秒94/最高速:256.2km/h
何か違和感に気づきましたでしょうか。そう!ゼロヨン1位のMR2の馬力は2000ccの250馬力なのに対し、他の車種は3000cc280馬力クラスの怪物達です。排気量でも馬力でもMR2が劣っているのにタイムはMR2が勝っている・・・?
そうこれこそが、速い車の絶対条件、
軽量である。
エンジンパワーは確かに重要!だけど車体の軽さも大事になってくるんですね。
俗に言うパワーウェイトレシオと呼ばれる物です。
空力とかタイヤとか要素は他にもあるんですけど割愛します。